台風１８号（北関東・東北豪雨）により、大きな被害が発生しました茨城県常総市に、当組合職員有志２８名が２班に別れ、去る９月１９日・２０日の２日間訪問し、ボランティア活動を行いました。
常総市へ入ると、畑には流木等が散在しており、また、街中にもかかわらず土砂が未だ残っている状況でした。道路には、床上浸水で使い物にならなくなった家具や畳が山のように積み重なっており、車窓からは我々が体験した東日本大震災を思わせるような、悲しい光景が広がっていました。
当日は常総市ボランティアセンターを訪問し、担当地区が割り振られました。センターには、茨城県内はもちろん、県外からも大勢のボランティアが集まっておりました。
当組合職員に要請のあった被災地区に出向き、一般住宅に流れこんだ土砂や瓦礫の除去作業などを行いました。想像していたよりも大量の土砂や瓦礫に悪戦苦闘しましたが、東日本大震災での経験を生かし、５時間にわたる作業に懸命に汗を流しました。作業が終わると、被災された家の方々から「来てくれてありがとう」「本当に助かったよ」等、感謝の言葉をいただき、少しでも助けになれたんだなと実感しました。
ここいわきは、東日本大震災から４年が経過した今、着実に復興への道を歩んでおります。私たち職員は、“何か恩返しができないか”との思いで、この度のボランティアに参加しましたが、復旧まではまだまだ時間がかかりそうです。
今後も、さまざまな形で、ボランティア精神を発揮し、広い範囲で地域貢献して参ります。